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ヘルペスが発症してしまった時にどんな症状が発生するのか?

2020年05月09日
カプセル

ヘルペスの主な症状は、水疱やびらんなど、皮膚上にできる病変です。発症する部位は全身にありますが、特に口の周りや性器周辺にできるケースが多々あります。時には皮膚に病変が現れる前に、自覚症状が出ることも珍しくありません。

口唇ヘルペスは感染してから発症するまで、7日間ほどの潜伏期間があります。皮膚に水疱が出てはじめて感染したことに気づく人もいますが、水疱が現れる前、患部に焼き付くようなひりひり感や、チクチクするような痛みが出たり、患部がほてるなどの症状を自覚する人もいます。特に再発している人は気づきやすいと言われています。口唇ヘルペスの前駆症状が終わると、患部が赤くなり、小さな水疱が無数に現れますが、この時になって痛みやかゆみを感じる人もいます。水疱は10日~3週間ほどかけてかさぶたに変化し、やがて消えていきます。

初めて感染した場合、症状が強く出る傾向があり、激しい痛みやかゆみに見舞われる人も少なくありません。口の周りだけでなく、口内炎がでたり、リンパ腺が腫れたりすることもありますが、体調の良し悪しでその度合は異なります。再発の場合は病気に対する抗体が体内にできているため、口の周りのごく一部に病変ができるなど、軽症で済むことが多いというのもヘルペスの特徴と言えるでしょう。アトピー性皮膚炎の患者は、普通の人と比べて皮膚のバリア機能が低下しているため、初感染者同様注意が必要です。アトピー性皮膚炎患者が発症した場合、皮膚をかきむしることで患部が広がったり、発熱したりと悪化する可能性があります。

性器ヘルペスは、性器や肛門の周りに細かな水ぶくれができますが、その前に皮膚がピリピリしたり、性器に違和感を感じるなどの自覚症状が現れることがあります。発生した水ぶくれが破れると、患部はただれ、やがて潰瘍ができます。女性の場合、この時点で激しい痛みが出ることが多く、排尿もままならないという人もいます。足の付根にあるリンパ腺が腫れて痛くなることもあります。こうした症状は通常2~3週間ほど続きますが、初感染の人は再発者よりも症状は重くなります。

ヘルペスかどうかを判断するには、病院で検査を受ける必要があります。病院では水疱部分を採取し、顕微鏡で観察したり、血液検査でウイルスの状態を調べます。ヘルペスと診断されたら、抗ウイルス薬を使用した治療が行われますが、初感染や再発、発症部位や症状の程度などによって内容が異なります。